「おはよう、結衣ちゃん。
今日から担当の木下 優葵(キノシタ ウタ)です。
よろしくね♪」
「おはようございます…」
「体温はかってね、はい。」
体温計を渡されたけど、今測ったら絶対熱がある…
自分の体なんだからそれぐらいわかる。
体温計を見ながらじっと俯いてると、
「結衣ちゃん?
測りたくない?」
首を縦に振る。
「そっかぁ、嫌だよね。
でもね、結衣ちゃん。
結衣ちゃんの今何もしないで結衣ちゃんの体調がもっと悪くなるの、私嫌だなぁ。
結衣ちゃんには元気でいて欲しい!!
そんな時は〜!」
いきなり優葵さんは私に抱きついてきた。
私の脇に体温計を挟んで取れなくするために。
