「あ、ありがとうございます・・・」
「もちろん、クラリネットしてくれるよね?」
先生が笑顔のまま近づいてきた。ちょっっ!!近すぎですっ!ヤバいです・・・。
そんなことを考えてるのに先生はおかまいなしに目の前まで接近してきた。
この人、なんでそんな近づいてくんのさ!!

「はい!もちろんです!クラリネットを吹くだけにここに来ましたからっ!」

・・・・・・って何言ってんだ自分!!いきなり変人扱いされちゃうよ!

すると、私の予想とは反対に先生はすごく嬉しそうに

「素晴らしい!ありがとう!!」

と言ってきた?
え・・・・・・?何でこの人こんなこと言ってくるの?と思いつつそれにも可愛いと反応してしまう私がいた。

こうして私の先生への片思いは始まった。