「先輩、わたしあるひとを見ると、胸がぎゅーってなって痛いんです、そのひとの笑顔見ると顔が熱くなるんです…、病気ですかね?」
すると、先輩は思いもよらぬことを言った。
「うーん…それは、恋じゃない??」
「ふぇ、恋?!!わたしが?!!年下に?!ないよ!わたしの恋愛対象は年上だもん!!」
「んー、じゃ、莉奈ちゃんは俺のこと見ると胸がぎゅーって痛くなるの?顔が熱くなるの?」
「…なり、ません…」
「でしょ??それが答えだよ。」
わたし…、春翔くんのこと好きだったんだ。
でも…でも、
「わたし、そのひとにひどいことした…っ、もう…っ、話すこともできな…い、です…」
頬をつーっと涙が伝う。
「それでも、好きなんでしょ?なら気持ち、伝えなよ。」
「…はい、ありがとうございます…!」

