「そ、うなんですね…わかりました。もう話しかけません」 春翔くんは下手くそなつくり笑いを浮かべた。 心臓がぎゅーっと痛くなる。気持ちが矛盾してクラクラする。 隣で憂が不安そうに見てる。憂を連れて早くここから出なきゃ、心配かけちゃう… 「やだ、なにあれぇ〜。春翔さまぁ、あんなのほっておきましょうよ?」 「なにあの女。生意気〜」 昨日の先輩たちが春翔くんを取り巻く。 命令したのは先輩たちなのに… あぁ、ちがう。ここまで言わなくてもいいのにこんなにひどいこと言ったのはわたしだ。