爽やか王子✖️ヒマワリ姫

璃子side
『まさか、ソフトボール決勝戦になるとはね〜』
「本当に すごいね!!!」
『しかも相手は1組だしね』
『おっ、璃子』
「蒼斗!!!」
『いや〜本当にそうなるとは…』
「えっ?」
『いや、まあ俺の応援でもしてて』
「えっ、しないけど なんでしないといけないのよ」
『いや〜 俺が格好いいから?』
「はぁ〜? 意味わかんないし」
『まあ、うちのクラスが勝つからさ じゃあな』
「えっ ちょっと!!!」
『鹿納、璃子のことお気に入りなんだね〜』
「違うよ〜 ただ部活が一緒なだけだよ」
『あっ、賢斗!!! 頑張んなさいよ 先生からの差し入れがかかってるんだから』
『あぁ』
「山本くん!!!」
『………』
えっ?!
なんかしたっけ?
怒らせるようなことしちゃったのかな…
ーーー『どうしたんだろうね』
『緊張しゃってるんじゃない? クラス
の期待かかり過ぎて』
『 …子、璃子、大丈夫?』
「っえ、あ、ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね」