~次の日~



いつものように学校へ向かった私。

「行ってきまぁーす!」

「優花!弁当忘れてるぞ!」




お兄ちゃんに弁当を手渡しされると、私は改めて学校へ向かう。




「おはよう!」

と、教室に入った途端。




何故か冷たい空気が流れてた。



何かあったの?




万理は私の前に来て、私にビンタした。


「優花、最低。何で言ってくれなかったの?高沢くんに告白されたこと。
優花には見損なった。」




何で万理が知ってるの?



万理に言った覚えないけど......



「佐奈、トイレ行こう。」



佐奈も一瞬、戸惑い、私をチラッと見ながら万理についていった。

「う......うん。」