私の嫌いな永井くん





数時間後......




「優花、起きろ。」

揺すられる体。


私はゆっくり、目を開けた。


目の前にはお兄ちゃんが居る。


「優花さ、テレビつけたまま、寝るなよ。電気代が増えるだろ。節約しろよ」


「あっ、ごめん。」