そして、HRが終わるとクラスの少女に話しかけられた。



「ねぇ、桜木さん。ちょっと話があるの。」

とっても愛想の良い子。


私はその少女について行く、ついてく。


そうして、着いた場所は体育館裏。




体育館裏には、同じクラスの女子達が居た。



「あのさ、桜木さん、朝、春名くんたちに見とれてたでしょ。」


私は一歩後ろに下がって言う。


「そんな、見とれてなんか......」



「嘘つくなよ」
と、私を突き倒す女子。


倒れた私を見て、笑う女子たち。


私は、自分のスカートを強く握るしか、出来ない。

そんな自分が嫌で仕方なかった。




そのとき......