私の嫌いな永井くん


次の日......

「ピンポーン」
インターホンが鳴る。

由貴クンの家に誰かが訪れたんだ。

誰だろう?
私は玄関に向かう。

玄関では、由貴クンが訪問者と話してた。

訪問者の顔は見えなかったけど声は少しだけ聴こえた。

「そろそろ、返せよ。」

と、言った訪問者。

「お前なんかに返すつもりは無い。」
と、反論する由貴クン。



何があったのだろうか。
気になるも、私は由貴クンに追求しようとは思わなかった。

私はそっと部屋に戻る。



由貴クンは訪問者が帰ったらしく、私の部屋にやって来た。
しかし、その時の顔は険しく、いつもの笑顔はなかった。

由貴クンは私に問い掛ける。
「優花。俺と居てつまんないみたいだな。」


私は焦って言う。
「そんなワケないよ。私、凄く幸せだよ。」


「そんなの嘘に決まってる。」
そう言って、由貴クンは部屋のカーテンを閉める。




この日から、由貴クンは変貌した。