私の嫌いな永井くん


チュッ___

唇に触れるふっくらしたもの。
この感触は......唇?!

私は、ハッと起き上がった。

ゴツン____

「「痛いッ!」」
重なり合った声。

私はそっと目を開けると、目前に条影さんが居た。

「ごめん。キス、嫌だった?」
申し訳なさそうに条影さんが言う。

「いや、別に嫌なワケでは......。私、部屋に戻ります!」


「でも、ゲストルームへのルートわかんないでしょ。」
条影さん、気づいてたの?

「疲れたでしょ。おぶってやろうか?」

「そんな、遠慮します。」