私の嫌いな永井くん


まだ知らないのか......私とゴウちゃんが別れたこと。

「私ね、ゴウちゃんと別れたの」

「ウソでしょ?!」
大きな声を張り上げる万理。

「まあ、いろいろあって......別れちゃいました......」
シュンと私は言った。

万理は笑顔を作って言った。
「それなら、新しい恋でも探すか!」

いきなり私を連れ出した万理。


電車やバスを乗り継ぎ、都会の商店街に向かった。

商店街に着くと、お洒落でいまどきなカフェに入る。

コーヒーを購入して、テーブル席へ二人で座る。

「此処で待っておけば大丈夫。」

何が大丈夫なのか?

って言うかそもそも、万理は何がしたいの?