その建物は.....Clubだった。

「え?此処って......」
苦笑いしながら言う私。

「Clubだよ。それがどうかしたの?」
平然とした顔で言うゴウちゃん。

すると薄暗い方から、身長の高い男が一人やってきて、またその男の後ろから二、三人の男がやって来た。

「おっ!剛馬!可愛い子、連れてきてんじゃん。」
と、高い身長の男が言う。

「はい。僕の彼女です。」


高い身長の男は私に言った。
「君、薬とか興味ある?」


え?薬?

「薬って、覚せい剤とか?」
そう聞く私。

「そうだよ。興味ある?」

一気に怖くなった私。
「ごめんなさい!」

そう言って逃げようとする。

しかし、入口を二、三人の男が塞いで逃げられない......