私の嫌いな永井くん


そして、家に着いた。

ガチャ__

「ただいま!」

応答がない。

もしかして、薫さん買い物行った?

「まあ、いいや。」

と、独り言を呟いてリビングの電気も付けずに鞄を放り投げた。


「ハァ......」
ため息をついて、リビングのソファーに肘を置く。

ポケットに入っていたスマホを手に取り、カメラロールを見る。

そこにはサクヤと私が写った写真があった。

意識が朦朧としつつも、眺めてるとドアが開いた音がした。

薫さんが帰ってきた?