私の嫌いな永井くん



そして、私は床に座り、ローテーブルでゴウちゃんに数学を教えてもらってた。

「χは8だから、此処に代入して......」

「わかった!そういうことね!」

早速、次の問題を解く。

すると、

「違うよ!こっちに代入するの。」

と厳しく教えてくれるゴウちゃん。

そしてまた、改めて問題を解く。

「これで正解してる?」

ゴウちゃんに聞いてみた。

「正解!優花ちゃん、おめでとう!」

頭をポンポンと撫でた。

嬉しかった。褒められて。

日が暮れる頃には数学については完璧と言っても良いほど出来るようになってた。


時計を見ると、午後7時前。
「私、帰らなきゃ。今日はありがとう。」

「勉強、わかったみたいだから、良かった」

玄関に向かうと、
「じゃあ、また来てね。バイバイ」

って手を振ってくれた。