私の嫌いな永井くん


イキナリ、唇を奪われた。


「やっぱり、俺、優花が好きなんだ。」

返す言葉も無く、無言になる私。

その時、ハッとして、『妊娠してなかったということをまだ言えてない』って気がついた。

言わなきゃ!!
私は勇気を振り絞って言った。

「わ......私、妊娠してなかった。」

「え?嘘だろ?」

「ホントのこと。私、妊娠じゃなくて体調不良だっただけ。」

私はさっきの一言によって
『何で言わなかったんだよ!』って
サクヤが怒ると予想してた。