私の嫌いな永井くん


そして、洗い物など、様々な物を片付けたら、

家に帰ろうと、玄関を出た途端。


ゴウちゃんが思い出すように言った。

「あっ!待ってて!」

そう言われ、待ってると、ゴウちゃんは薄いピンク色の小さな袋を持ってきた。


「はい。優花ちゃん。これ、プレゼント。」

って、私に薄いピンク色の小さな袋を渡した。

中を見たら、手作りらしきクッキーが入ってた。

「私にくれるの?」

ゴウちゃんは笑顔で言った。

「うん。ホントに今日はありがとう。」


そして、私は一人で家に帰った。


家に帰ると......

玄関のドアを開けるとリュウが

「お前、何処行ってたんだ?」

何で、リュウにそんなこと言わなきゃいけないの??

「別に何処だっていいでしょ」

と、言い残して私は部屋へ入って行った。