私の嫌いな永井くん



私もケイを追いかけるように着いていく。

屋上へ着くとケイと私は段のある所に座り、弁当を取り出す。

「ねえ、優花ちゃんは知ってる?リュウの彼女のこと。」

もしかして、ケイはリュウの彼女が佐奈ってことを知らない!?

「高沢くん、知らないんだ。」

「あのさ、優花ちゃんって俺のこと、高沢くんって呼ぶよね。俺が告白したときはケイって呼んでくれたのに......じゃあ今から、ケイって呼んでよ!」

「うん、わかったよ。そういえば、私が告白された場所って、中学校の屋上だったよね。懐かしいな~」

しみじみと、懐かしいあの頃を思い出してると、ケイがまた話を戻す。


「で、優花ちゃん、知ってるんでしょ、リュウの彼女。」

「しょうがないな~。リュウの彼女、教えてあげる。
リュウの彼女はね......佐奈だよ」

「ウソ!ホントに?!リュウ、あんな感じの子がタイプなんだ」

納得している様子のケイ。

こんな会話をしながら弁当を食べてた。