そんなある日、

いつものように海賊ごっこを四人でしてると......

『ねぇ、優花ちゃん、僕と一緒に遊ぼ』

そう小さな声で言って、私を誘った男の子。

そっとリュウたちの三人から逃げ出し、私を誘った男の子のもとへ行った。

男の子の名前は岩田剛馬(イワタゴウマ)くんと言う名前だった。


その剛馬くんはレジャーシートを広げ、おままごとを始めた。

『優花ちゃんは、お姉さん役をやってね。』

そう言って、私もおままごとに参加する。

すると、凄く楽しくて楽しくて海賊ごっこと比べものにならなかった。

次の日から、剛馬くんと遊ぶようになった。

のちに剛馬くんのことをゴウちゃんと言うようになり、私はゴウちゃんのことを密かに恋心を持っていた。

逢いたい。ゴウちゃんに......