万理が言った。

「ちょっとトイレ行きたいから、待ってて。」

そして、トイレへ向かった万理。


水族館の中を見てテンションの高いケイ。

私はそんなケイに言った。
「高沢くんって、万理の何処が好きなの?」

「えっ?万理の好きな所......特に明るい所かな//でも、俺は万理の全部が大好きっ!」

と、ケイは照れながら言った。


ケイは不意に聞いてきた。

「優花はサクヤの好きな所って何処?」


サクヤの好きな所......

考えたら、沢山思いつく。でも、思いつく度寂しさを感じる。

「優花?涙目になってるけど、サクヤと何かあった?それにサクヤ、最近元気ないようだし......やっぱり、サクヤと優花、喧嘩でもした?」


すると、トイレから万理が戻ってきた。

万理は私の顔をみて、言った。
「どうしたの?優花、涙目になってるけど......もしかして、ケイが優花を泣かせた?」

「俺?!俺は優花にサクヤの好きな所を聞いただけだよ。」

「何でそんなこと聞くの?!優花、サクヤと別れたばっかりだよっ!」

ケイは驚いてる様子。

でも、万理にサクヤと別れたことは言ってないのに......

「えっ......別れたこと何で万理が知ってるの?」
って聞いた。