私は今、絶好調だった。

万理の恋を手助けして、サクヤが私を好きでいてくれる。

でも、そんな幸せな日々はすぐに終わっていった。


数日後......


「ジリリ......」

あぁ"っ!気分悪い......

朝からこの目覚ましの音は辛い......

目覚ましを止めたあと、パジャマのまま、ダイニングへ向かう。

ダイニングにはいつもみたいに、薫さんがキッチンで私とリュウの弁当を作っている。

ホントにありがたい。

「おはようございます、薫さん。」

「私に敬語使わなくてもいいのよ。もう、家族なんだから。それと朝食は出来てるから。」

そう言って、お皿に乗ったトーストをダイニングテーブルに乗せる。

「いただきます。」

そうやって、朝食を食べる。