今日も放課後、サクヤとデートする予定。

靴箱で待ってると......

「優花!」

愛しいサクヤの声が私を呼んでる。

サクヤは笑顔で言った。

「じゃあ、行こっか。」

そう言い、私の手を繋ぐサクヤ。


サクヤの手は暖かくて、大きくて、何より優しさを感じる手だった。