私が思ったことを教えた。 「ケイは多分、中学生の頃みたいに自然体の万理が好きだったんじゃない?」 沈黙が続く数秒。 万理に言った。 「万理、自然体で良いんじゃない?メイクとか、着飾らなくても、ケイはありのままの万理を認めてくれると思うよ。」 万理は元気な声で言った。 「優花、アドバイスありがとう!」 そして、一方的に電話を切った万理。 私の言ったことを土台に万理はケイとよりを戻せたらいいな。 そう、私は願った。