「俺は1組だった。」


佐奈は私に向かって言った。

「じゃあ、永井くんは私たちのクラスの隣だね!」

そっか、隣のクラスなんだ、正直、嫌だけど、知り合いが隣のクラスに居るだけで心強いか。

そして、クラスが別なリュウたちと別れ、佐奈と私は1年2組のクラスへ入った。



ん??

私の目に止まった少年。
身長も低くて童顔の男の子。

あの男の子、どっかで見たことあるな......
でも、気のせいか......

そんなことはともかく、先生は新任の女性の先生で、私たちと歳が近くて、話しが合いそうなイメージだった。