私はヴァンパイア。

コメディ

私はヴァンパイア。
作品番号
1311700
最終更新
2016/03/11
総文字数
469
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
38
いいね数
0
綺麗な顔立ちの美少女が窓際のベッドで寝ていた。
私はそれを見つけ、窓が開いていることを確認すると、その子の部屋に入った。
スースーと寝息を立てているその子の頭を撫でた。何だか愛おしい。親になった気分。
「不運だったね。窓を開けていて、私の家に近くて……私と同い年、14・15歳くらいかな?君には……残念だけど死んでもらう……」
ヴァンパイアが人の血を吸うと、人はヴァンパイアになるか、死ぬ。
ヴァンパイアにさせるには、少しだけ血を残してやらないといけない。殺すにはすべての血を吸わなければならない。せめてヴァンパイアにしてやりたかったんだけど……。ヴァンパイアが一生の内に人を仲間にしていい人数は……2人。

だから殺さないといけない。ごめんね。

私は静かにその女の子の首に歯を立て、血を吸った。
やがてその女の子は……動かなくなった。

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