キミの声を聞かせて。




「……何? 人の事舐め回すようにじろじろ見て」


「なめっっ……!?」



ひどいでしょ!?



「何よ。違った?」


「……っっ」



いえ、違いません。


足の指先から頭のてっぺんまで、見ていました。



「……だから、何?」


と言いながら、リアはまた伏し目に戻す。