キミの声を聞かせて。




うわあぁぁぁ、と、ベッドの上で悶絶する。


「どうしようどうしようどうしよう!!」


独り言も普通に言ってしまう。


とりあえず文字を打とうと思い、



『実は私、中学の頃からずっと、川谷君の事が好きでした。今頃言ってごめんね。

返事、しなくて良いから。伝えたかっただけだから。』



と、ばーっと一気に打つ。


そして、送信する勇気を振り絞っていた。


もう、ゆでダコ状態。


ほぼヤケクソで、えいっ! とボタンを押した。