キミの声を聞かせて。




そんな時――4人目の元カレが現れた。



彼は私にベタ惚れで、『好き』だと何度も言ってくるから、

私は川谷君よりもその人の方が気になり出していた。



実質諦める事ができたわけじゃない。


けれど、少しは気が紛れたんだ。


結局その4人目の元カレと付き合い出したのは卒業したすぐ後。


私が折れてOKを出した。