「……えーと、リア?」


昨日リアが言った様に、放課後すぐに私はリアに連れられて、どこかへ向かっている。


「そろそろどこへ行ってるのか、教えてくれても良いと思うんだけど……」


そう、未だにリアはどこへ向かっているのか教えてくれない。


「もうすぐ着くから」


私の一歩手前を行くリアが告げる。


さっきまでは並んで歩いていた。


けど……。