キミの声を聞かせて。




「ごめ……」


「返事はさ、わかってるんだ」


涼宮君は、私の声を遮って続ける。



「バッグを届けに言った時、2人でいるのが見えたんだ。

聖琉ちゃんがその人のこと好きなんだ、ってすぐわかった。

もう返事はわかってた。

でも……伝えないと後悔するって思った」



私は何も言えなかった。