私はこの雰囲気から逃げるため、


「リアー! おはようー!」


と教室に入るなり言った。



――あ……。リアとも気まずいんだった……。



失敗に赤面していると、

グリーンスムージーを飲みながら驚いて目がまんまるになっているリアを見つけた。



「……おはよ」


けど、リアはいつもより優しい笑顔であいさつを返してくれた。