なんて幸せなことなんだろう……。


こんなことばっかり考えて、ほんと私って……。



――川谷君のこと好きなんだなぁ。



「告白の返事できなかった……」


「明日にでも返事すれば? 別に毎日会えるんだし。 結構イケメンだし、仲良さそうだった」


ずっと背を向けてた川谷君が振り向いてとげとげしい声で言葉を並べる。



――川谷君、私にもこんな言葉使うんだ。



人見知りで無口な彼があまり話したことのない私にもそういう風に話すことにもびっくりしたし、

同時に嬉しくもあり、怖い。



そして――


私は下を向いて、胸から込み上げてくる何かを抑えるように我慢する。