キミの声を聞かせて。




「……飲み物買ってくる」


うん、と私が言う前に席を立つ川谷君。



――やっぱり無口でクールだ。



今までまともに話したことすらないのに、こんな所で、しかも夜に2人だけで、

なんて中学の頃の私が知ったらどんなに嬉しそうな顔をするか……。



――川谷君、中学の時私のこと少しでも好きでいてくれたのかな……。



「って、そんなの考えすぎかー」


目が合ってただけで両想いかもしれない、って思ってた中学の頃の自分がバカらしくなって少し笑った。


「聖琉……ちゃん?」


「えっ!? あ……涼宮君……」