キミの声を聞かせて。




特に龍には……迷惑をたくさんかけた。



『私が死んだら悲しい?』



なんてメールを深夜に送ったり。


そしたら朝起きた時に、



『ごめん、寝てて気づかなかった。悲しいに決まってるだろ。もうそんなこと言うな』



って私が送った2時間後、だから2時ぐらいに返信が来てた。


あれは本当に嬉しかった。


このメールで死んで復讐するのをやめたし、……龍と別れることを決めた。


もう迷惑をかけたくなかったし、龍にまで被害が及ぶのがわかっていたから。