テスト週間空けの久しぶりの部活。


その頃にはまた彩絵達と仲直りしていた。


練習部屋に行くと、窓際に彩絵が座っていた。


「やっっほー! 聖琉!」


「彩絵、もう来てたんだ」


「ちょっと……話がある」


テンションの上がり下がりに戸惑いながら、私も窓際へ行く。


「ん、なに?」


なんのことか思いつかなくて、ドキドキしながら彩絵の言葉を待つ。