キミの声を聞かせて。




――――――

――……



「可愛いね! モテるでしょ?」


「えっ!? いや、全然!」


これが彩絵との出会いだった。


中学の入学式の次の日、休み時間に話しかけられた。



その時はまだ私は誰とも付き合ったことがなく、

可愛いなんて初めて言われたぐらいだった。



自分は世界一ブスだとまで思っていた。