キミの声を聞かせて。




同じパートとして一緒の練習場所だった楽器は――


チューバ。



管楽器の中で最も低音である楽器。


つまりコントラバスとチューバは、低音パートとして一緒の扱いにされた。


当然コントラバス担当の私と、そのチューバ担当の彩絵(サエ)は仲良しになる。


そして彩絵と仲良かった、歩香(アユカ)と晴実(ハルミ)とも仲良くなり、

部活では私、彩絵、歩香、晴実の仲良し4人グループが完成した。



私の黒歴史のスタートは、ここからだ。