しょうがない。 観念しよう。 「……リアさん、その伏し目がちな目、女でも分かるほどの色気を感じます」 私が伏し目がちを強調してたのはこのせいね。 こう感じ始めたら、こうとしか思えなくなったんだよ。 「……キモ。」 「おぅっ……」 リアさん、私、だいぶのダメージを受けましたよ。 ん? リア、ちょっと頬緩んでるよ? もしかして――