美月~大切なあなたへ~

次の授業は国語。


ギリギリ間に合ったぁ…


皆は、そこまで疲れてはいないようで、ウトウトはしていたけど、寝に入る人は少なかった。








ん?


前の浜本とみっちゃんが、何やらノートに書き合っている。




なんだ?



声に出さない会話かな?




あっ、みっちゃんがかなり驚いてる。


と、思ったら青い顔になった。





何を話したんだ??


気になるぅ…!







まぁ、後で聞くかぁ。




私は教科書に視線を落とした。




ヤバッ……



全っ然、話聞いてなかった……。





「じゃあ、日高さん。次のトコロ読んで。」




やっぱり~~!!


目が合ったからヤバいとは思ったけどさぁ…!!




どこ読んでたの~?







「P.16の5行目。」





え?浜本?



小声で教えてくれた…!!





持つべきものは友達だね!




無事読み終えた私は、浜本の背中に、これまた小声で“ありがと”って言った。






授業中だから反応はないけど。







今回はホント助かったよ。



このノリで、さっきみっちゃんと話してた内容も聞いちゃお♪