美月~大切なあなたへ~

私は急激に、自分の水着姿が恥ずかしくなった。



ス…スタイル良くないんだよね……。




私は手に持っていたタオルを、急いで体に巻き付けた。





「なぁにぃ?美緒ち~。
イキナリ真っ赤になっちゃってぇ?」



みっちゃんが、まるで親戚のオバサンのように、ニヤニヤしながら私を小突く。



『べっ…別に何でもないもん!!』



あぁ~~~…

みっちゃんのせいで、更に暑くなった気がする…。





「日高ぁ。何タオルなんて巻いてんだ?
暑いだろ?さっさと脱げ!」



『ひゃあ!!』





上半身裸の先生が近付いて来たことに驚いて、思わず逃げてしまった。






「あははは!!

日明先生嫌がられてるぅ!セクハラでもしたんですか?」




皆が笑ってる。


何か……セクハラ扱いされて………、


『スイマセン、先生…。
つい驚いて……。』




申し訳ない気持ちで謝った。


でも、心臓バクバク。





「ハハハ!大丈夫だよ。
お前もしかして照れ屋?
可愛いなぁ。」





日明先生は、そう言って、私の頭をクシャクシャにした。














“可愛いなぁ”















もう心臓破裂寸前……。