美月~大切なあなたへ~



あ、雰囲気的に……


龍心先生がキレてきた…?




「日高は“俺に”話があったんだよ。


お前にじゃない。


日高は“俺を”信用して話をしてくれてるんだ。


それがどういう事か分かんねーのか?


“悩みを共有したい”だと?


自惚れんな!


共有したいかしたくないかを選ぶのは教師じゃない!
生徒だ!!


共有したいなら、生徒に信頼される教師になれ!!」





…………………



やばいね……。




価値観や考え方なんて人それぞれだけど……



今のは響いたわ……。






「はーい、そういうことだから、邪魔者は退散しようか♪」





爽やか笑顔で中曽根先生の肩を抱いたのは、




「日明先生…。」





あ、龍心先生がホッとした…。





「君の話はゆっくり俺たちが聞くからな。」





「沖田先生…。」





おぉー。



ラスボス登場。





ある意味で最強な2人に連れ去られていった中曽根先生。




日明先生が龍心先生にウインクした。




龍心先生は、頭を掻いてドアを閉めた。





また椅子に戻ってくるとき、“はぁー、また面倒なことになるなぁ”とかブツブツ言っていた。