私はいつものように


「こんにちは」


と挨拶し、紙を確認する。


その紙には


・竹中美花 梅本龍哉


と書いてあった。


え?


誰?


矢野先生じゃないのー?


しゅんとなる。


席について、ぼーっとして梅本先生が来るのを待つ。


すると、


「梅本龍哉です。よろしくね?」


と言いながら椅子に座る。


ドキン。


「あ、はい。」


想像していたよりもかっこいい。


大学生で背も高くて落ち着いた声。


矢野先生にはないかっこよさ。


おぉっと


矢野先生が良かったけどまだ悪くないかもしれない。