12月。


私、竹中美由花(タケナカ ミユカ)は小4のスポーツ少女。


勉強はそこそこ。


そんな私は塾に通おうと思い、母に


頼んでみると塾に通わせてもらうことができた。


私は早く塾に行きたくてしょうがなかった。


だって家にいても暇だもん。


ーそして、塾の初日ー


『カラン カラン』


「こんにちは」と塾長に言われた。


塾長は女の人。


「こんにちは」


緊張して声が小さくなった。


すると、男の人に案内された。


「はじめまして。矢野と言います。美由花ちゃんだよね?」


「あ、はい。よろしくお願いします。」


男の人は矢野日向(ヤノ ヒュウガ)先生だった。


先生は有名な学校の大学生。


結構イケメンで背は165くらいかな?


でも私は、


ーーーーカッコイイなぁ。。


そう思った。



この日は理科の授業。


「花って字、綺麗だね!」


「自分の字に入ってるからかな?」


「あっそっか!」


矢野先生は面白い先生だなと思った。


常に笑っている先生に


『ドキッ』


とした。


まさか・・・


この気持ちは・・・


うん。


そんなわけないよね。