「止めるとか!
簡単に言わないでよ!
私があの学校にどれだけかけてるかっ
アンタは知らないかもしんないけど!
私にはあの学校以外考えられないの!
お姉ちゃんと同じ学校に行きたいの!
それをっ
それを簡単に止めるなんて言わないでよ!!
私にはっ
私には勉強しかないんだからぁっ!」
今まで、誰にも言えなかった。
言わなかった。
私には勉強以外に取り柄がないこと、知るのが怖かった。
小学生の頃からテストや通知表だけはいつもよくて。
中学入って、努力したら学年1位をとれることを知ってからはたくさん勉強した。
みんなの目標になれることが。
先生や、親や、なによりお姉ちゃんに
「秋葉すごい!
よく頑張ったねっ♪」
って言ってもらえるのが嬉しかったから。
でもそこから転落したら、私の取り柄なんてなんにも無くなっちゃうのに……。
「あはははは(笑)」
イラ(怒)
はい~!!??