と、外に出て驚く。
どうやら私が寝ていたところは離れのようなのだが、周りが日本庭園になっていた。
しかも広すぎる。
塀らしきものが遥か彼方に見え、所々にからぶき屋根の家や小さな池が点在している。
植えられている木々はどれも手入れが行き届いており、美しい深緑の色をしている。
また桜の木があちこちに咲いていて綺麗な桃色の花びらが舞っている。
そして何処からか小さな小川が流れてきていて、水の音が心地いい。
離れから本殿までの間にもその小川の清流が流れてきていて、廊下に続いて橋がかけてある。
その橋を渡って本殿まで歩く。
それにしても立派な建物だ。
京都の趣ある寺院を彷彿とさせる。
掃除も行き届いているみたいで、ホコリ一つない。
