真正面にいたのは私だ。 まぎれもなく私だ。 敵は私だった。 違うのは着ているものと短刀の刀身が全て真っ黒であるところくらいだ。 敵は動きを止めているが、殺意は全く消えてないように感じた。 夕暮れの森の中。 赤く照らされるその姿は不気味に見える。 どうしようどうしよう どうしたらいい 殺されるのか私は このまま死ぬのか でも、、、。 『殺してあげるよ』 「っ!?」