それは唐突だった。 何時もの朝。 いつもの食事。 とは言ってもカップラーメンにインスタントコーヒー。 いつもの生活。 いつもと同じように伸ばしっぱなしで腰まで伸びた髪を縛り、パソコンの前に座る。 今日もいつもと変わらぬ引き篭もり生活。 私は今日もこの7畳の部屋で1日を過ごす。 それが私、鈴村凪の日常的風景だ。