振り向くとちょっと大きめな男子1人。 拓斗と似たような感じ。 「…何ですか?」 「あの…俺と付き合って」 はい……? あの、あたし拓斗と付き合ってんの噂になってるんだよね? なんでわざわざ告るかな… 「ごめんなさい。彼氏いるんで」 「知ってるよ。でも絶対奪うから!」 はい…? 唇に触れた。 そいつの唇が。 「何すんの!?」 あたしは唇をこすりながら睨んだ。 「奪うって言ったろ?俺、平川健。じゃまたな」 って去っていった。 まぢありえない!!