莉「お……ろ…」

私は莉玖の声が聞こえて目が覚めた。

莉「起きろ。いつまで寝てんだよ」

ア「ギャアァァ━━!なんであんたがいるの!!」

莉「うるっせーな、なんつー声だしてんだよ
もう、みんな帰ったぞ?」

ア「び、ビックリするでしょ!
とゆうより、い、いつからいたの?」

莉「んー。朝から授業終わった今まで」

ア「なんで起こしてくれないの!」

莉「今起こしただろ。てか、起こしても起きなかったのはお前だろ」

そう言ってフッと優しい顔で笑った

ーーードキッ

その瞬間顔が熱くなってくるのがわかる。


莉「おい、顔赤いぞ?」
そう言ってニヤニヤ笑ってる莉玖

ア「そ、そんな事をない!」
そう言って、私は顔を両手で隠した。

莉「フッ…バレバレだから」

ア「もう、うるさい!私帰るから!」
そう言って私はカバンを持って帰ろうとした。

その瞬間、莉玖が私の手を引いた。

ア「キャッ」

私は引っ張られ莉玖の胸の中に倒れた。

莉「へぇ、そんな声もだすんだ。」

そう言って笑ってる莉玖の顔をみて思った
コイツは悪魔か!私をなんだと思ってる!

ア「そりゃ私だって一応女ですか?ふん!」

莉「はいはい。『一応 』な。」

ムカつく!!一応の部分だけ強調して!


ア「それより、話ってなによ!」

莉「あぁ。お前を気に入った。
だから俺の女になれよ。」

ア「は?え?えっと…つまり彼女になれってことですか?」

莉「そういうこと。」

ア「ふざけんなー!絶対嫌!」

莉「なんで?理由をいえ」

ア「私は、好きでもない人とは付き合わない主義なんで!」

莉「フーン、なら俺の事好きにさせればいいんだ」