Unfair love


「は、はい...!でも...何処に行くんですか?」


「そうですね、俺行きつけの寿司屋があるんでそこにしましょう。大丈夫ですか?」


「は、はい...」


うわー、展開早いよー!出会ってからまだ2日しか経ってないのに!


その後、2人で電車に乗り、しばらく歩いていると綺麗な店内だった。


(うわ...回らないお寿司屋さん初めて...!そういえばついこの間まではお医者さんだったんだっけ?そりゃ行きつけになるわ!)


「ふふ、どうしたんですか?こういう店は初めてですか?」


「うん...実は、ね?」


「ふふ、意外ですね。」


今泉さんはくすくす笑う。こういう所は大人っぽくてかっこいい。実際年齢も私より上だから当たり前なんだろうけど...。


「あ、今泉さん...プライベートでは別に敬語じゃなくていいよ?」


「いえいえ、職場の先輩なんですから敬語じゃないと...」


「そ、そう?」


私達はカウンターに座って、楽しくお話しながら今泉さんはウニを、私はサーモンを頼んだ。