それに慎亀センパイは、第一理科室につくまで私に色々な話をしてくれた。 そんなセンパイに私は、キュンときた。 ─────……… 去年、生活委員会に入っていなかったら、慎亀センパイと付き合うことは、なかったのだろう。 そのあと、私はダメもとで告白したら、OKをくれた。 その時のことは、今も忘れられない。 そして、卒練は、順調に進み…… 「全校合唱」 という合図で私は、ピアノがある位置へと移動して、センパイたちに礼をして、椅子に座る。